医学生・研修医の方へ RECRUIT

入局希望者の方へ(医局の特徴や理想像)

患者さんの声に耳を傾けて丁寧な診療を行っていけるような人物像です。当教室にはそのような人材が多数いると思います。同時にリサーチマインドをもって、積極的に新たなことに取り組んでゆく姿勢をもつことが理想的であると思います。

福島県立医科大学呼吸器内科学講座教授 柴田陽光

研修の特徴

平成29年12月より,柴田陽光先生が主任教授に就任され,診療体制を整えています.現在(令和3 年4月)スタッフ8名,助教1名,助手5名,病院助手3名,専攻医5名の体制で医局員一丸となり日々診療に取り組んでいます.新入局員の方には病棟での勤務が主体となり,上級医の先生とともにグループでの診療についてもらっています.
それぞれ要件が複雑ですが,各専門医取得に必要な指導体制ならびに経験症例数に関しては,以下に示すとおり十分経験ができるような体制があります.学会発表や論文作成も指導医および専門医の先生に指導を受けて行います.

内科専門医(+総合内科専門医)

当科には指導医9名,総合専門医7名,内科専門医1名が在籍しております.呼吸器疾患の病態は多岐にわたるため大学での研修のみで概ね症例数を充足できますが,内科専門医取得に必要な症例経験のために1年間ほど他院での研修が行えるよう体制が整っています.

呼吸器内科専門医

当科には指導医8名,専門医6名が在籍しております.内科専門医取得後5年間の症例で25例のレポートおよび,呼吸器関連の発表3編・論文3編が必要とされています.

気管支鏡専門医

当科には指導医6名,専門医6名が在籍しております.5年間で100例以上の気管支鏡の経験や,気管支鏡に関連した発表や論文が必要です.当院では年間400件を超える認定施設であり,十分に経験を積める施設です.

アレルギー専門医

当科には指導医2名,専門医4名が在籍しております.学会活動以外には5年間で40例のレポートおよび2例の症例報告が必要とされています.

感染症専門医

当科には専門医が1名在籍しております.感染症に関連した論文および学会発表とともにレポート提出が必要とされています.感染症を扱う機会は多く当科での研修で要件を満たすことは十分に可能です.

がん治療認定医

当科には認定医5名が在籍しております.基本領域の専門医取得および緩和ケア講習会の受講が必要です.学内での受講が可能なことがあり,当科での研修中に要件は比較的満たしやすいと考えられます.

関連病院

関連病院名 所在地 指導医名 職名
会津医療センター 会津若松市 久米 裕昭 教授
済生会福島病院 福島市 勝浦  豊 副院長
大原綜合病院 福島市 海瀬 俊治 診療顧問
公立藤田総合病院 伊達郡 鈴木 修三 内科部長
坪井病院 郡山市 坪井 永保 理事長
太田西ノ内病院 郡山市 松浦 圭文 呼吸器センター長
寿泉堂綜合病院 郡山市 前田 真作 副院長
総合南東北病院 郡山市 野間 聖 呼吸器内科科長
南相馬市立総合病院 南相馬市 神戸 敏行 呼吸器内科科長
竹田綜合病院 会津若松市 穴沢 予識 呼吸器内科科長

入局者の声

卒後8年目男性医師の一週間

初期研修は救急医療を学びたかったので他県の市中病院で2年間行いました。研修終了後に後期研修医として呼吸器内科に入局しました。他県出身ですが、他県出身の先生も半分くらいいらっしゃいましたので、あまり気になりませんでした。大学でしばらく研修した後は、半年ほど会津医療センターに出向しました。会津の冬は寒かったですが、医療の地域性を感じることができました。戻ってきてからは大学院生としての研鑽も積みながら、呼吸器内専門医を取得しており、今後は呼吸器内視鏡専門医の取得も予定しています。現在は子供も二人いますが、忙しい業務の中でも夏季休暇が2週間あるため休暇の予定を立てやすくワークライフバランスを保てています。これからは研修医の先生に上手に教えられるように自分の経験を生かしていけたらと思っています。

卒後8年目 男性医師 スケジュール
卒後6年目 女性医師

入局してみて

私たちの医局では主治医制を導入しており、入局してすぐに担当医として患者さんを受け持ちました。担当医にはベテランの指導医がつきますので、治療方針に迷ったときには相談することができました。担当医として責任をもって診療することは、初期研修医とは大きく違い大変な面もありますが、やりがいを感じています。呼吸器内科に必須の手技として気管支鏡検査がありますが、BAL、TBB、EBUS-TBNAなど件数も多く呼吸器内視鏡専門医取得の際の必要経験件数には困ることはありませんでした。また、2週間まるごと夏季休暇をとることができ、旅行などの計画も立てやすく助かっています。

内科専門医制度について

自分の学年から始まった新制度であり、前例がないため不安でしたが、同期と励まし合いながらレポートや試験勉強に取り組みました。必要な症例数は以前の制度と比較して多いですが、日常診療の中で主担当医として経験する症例で症例集めに困ることはありませんでした。また、入局3年目の年に医大の関連施設に1年間出向させていただき研鑽を積むことができました。

今後について

今後は、まず呼吸器内科専門医を取得したいと思います。呼吸器内科の分野の中で”自分でこれだ!”という専門分野を見つけて深めていきたいと思います。見学はいつでも大歓迎です。新型コロナウイルス感染症で大変な日々が続きますが、福島医大の呼吸器内科で一緒に頑張りませんか?

卒後6年目女性医師の一週間

お問い合わせ先

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TEL 024-547-1111(代表)

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